Episode3 うつとそれに対する認識


映画『ツレがうつになりまして。』予告編

 

 

うつと言えばやはりこの映画になりますでしょうか。

世間に大きく「うつ」という病気とはなんたるかを知らしめたとされています。

うつ左衛門も映画鑑賞は好きでありますが残念ながら未見です。

今までの生活のなかでは全くといっていいほど関わりのないテーマでありましたし

できれば知りたくない世界でもあり敬遠していたのかもしれません。。

もちろん今現在の状況ではとても見る勇気はありません。いつか笑いながら鑑賞

できる日がくればいいなと思っています。

 

わが社でも数年前「うつ」の症状が出て休職する社員が発生しました。

「どうも〇〇がうつで休んでいるらしいぜ」

などと情報が出回ると

「いやいや、それはいかんでしょ。みんな苦しみながら必死に働いているんだから。

 都合の良い現実逃避だなあ」

「どうも、ガンバレ と声をかけたらいけないらしいぜ」

「いやいや、そこのところで回りが、ガンバレ と声をかけてあげれば踏みとどまれる

 でしょ」

というのがうつ左衛門「うつ」に対する認識でした。

 

しかし悲しいことにその後、数件「うつ」で休職・退職する社員が続いてしまいました。そんな時代になり社内でも「うつ」対策のマニュアル、その社員に対する関わり方マニュアルなるものも制作、配布されていくことになります。

 

そんな「うつ」に対する認識が少しずつ変わっていくなかとうとううつ左衛門もその世界に引きづりこまれていくことになります。

 

 

ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)